HERO'Sライトヘビー級トーナメントのマッチメイク発表

久々にこれ以上ないほど悲惨なマッチメイクが発表されました。

秋山成勲 vs 金泰泳
桜庭和志 vs ケスタティス・スミルノヴァス
大山峻護 vs ホドリゴ・グレイシー
カーロス・ニュートン vs メルヴィン・マヌーフ
http://www.so-net.ne.jp/hero-s/01herosnews/20060720/20060720.html

……。
もうここにBJペンが入ったからどうとかそういう問題では無いですね。
例えばこれが

秋山成勲 vs カーロス・ニュートン
桜庭和志 vs ホドリゴ・グレイシー
大山峻護 vs ケスタティス・スミルノヴァス
金泰泳 vs メルヴィン・マヌーフ

だったらちょっとは面白そうかなと思いますが、皆さんどうでしょうか?
しかし優勝候補と言われているマヌーフもMMA的にはかなり穴のある選手ですし、こりゃ下手したらホドリゴが優勝してしまいそうな感じですね。
それにしてもFEGによって驚異的なプロテクトをされ続けている秋山。本人はどう思っているのでしょうか?
ここで改めて確認のために秋山の戦績を。

○フランソワ”ザ・ホワイトバッファロー”ボタ(ボクシング、MMA初戦
×ジェロム・レ・バンナ(キックボクサー、MMA実質3戦目
○カール”トゥームストーン”トゥーミィー(ムエタイ、MMA3勝1敗、XFCが主戦場
マイケル・ラーマ(ボクシング、MMA初戦、通常体重70kg
奥田正勝(空手、MMA4勝4敗、ネオファイトが主戦場
石澤常光(プロレスラー、MMAブランク5年
永田克彦(アマレスラー、MMA2戦目、通常体重75kg
http://www.so-net.ne.jp/hero-s/06fightersinfo/01a/01akiyama/01akiyama.html

実力査定対象となる戦いがまったく無いのが凄いですね。そして今度の金泰泳戦。
プロ格闘家に転向した際に語った

「3歳から始めた柔道は私の全てです。その柔道で養った心・技・体が生かせるプロ格闘家への道を選ぶことを決意しました。先輩である前田光世は各国を回って、他流試合を挑み、無敗を誇った伝説の人。彼のおかげで柔道は世界に広がり、グレイシー柔術も彼が源流だと聞いています。私も柔道を広げたいと思っている一人。ぜひ平成のコンデ・コマを目指したい。必要とあらばPRIDEやUFCといった舞台にも挑んで行きます。今後も世界中のリングで『柔道最高!』と叫べるよう精進します」

という志は、果たして一連の戦いで成就するのでしょうか?


最後に先日発表されたほぼ同級のPRIDE武士道ウェルター級GPのマッチメイクを再掲します。

ダン・ヘンダーソン vs 三崎和雄
郷野聡寛 vs ゲガール・ムサシ
パウロ・フィリオ vs 長南亮
デニス・カーン vs アマール・スロエフ
http://www.prideofficial.com/free/news/details.php?id=1153138289