そしてレイ・セフォーは何処へ行く?

――3R終わった段階で30‐30だったが、それを聞いてどう思った?
セフォー:驚いた。手数は自分のほうが多かったので、自分のことを評価してくれる別の団体に行った方がいいんじゃないかと思ったよ。(通訳がこれは冗談です、と言うと)これは冗談ではないよ(笑)。
――友達と対戦するのは複雑と言っていたが
セフォー:やはり二人ともプロフェッショナルだからね。職業として格闘技を選んだ以上、ベスト尽くすのは当然。でも試合中にグローブを合わせたときに噛み合わないものがあった。自分がパンチを出すとレコが体を沈めたりしたからね。自分としては勝つために必要なことはやった。以前、館長が「私は正確なジャッジをする」と言っていた。今後は館長にだけジャッジをしてもらいたいね(笑)。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/200609/30/a01.html

これを即「セフォーK-1離脱」と考えるのは早計で、インタビューの後半部分で語っている「正確なジャッジさえしてもらいさえすれば私は残ります」という部分の前振りだと思われます。セフォーがこれからPRIDEやUFCといった大きなMMAプロモーションに移籍するとしても年齢的にどこまで対応出来るかは疑問符が残りますし、立ち技系のプロモーションは実質的にK-1を頂点としてピラミッド状態となっているだけに、移籍という選択肢は事実上無いモノと考えて良いでしょう。