ボブ・サップ問題は大詰めに

サップの顧問弁護士であるマイケル・コネット氏から各マスコミに送られたFAXを巡って株式会社ケイワンがサップを訴えました。
http://www.so-net.ne.jp/feg/report/20061011r.html
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20061011-00000032-spnavi-spo.html
FEGではなく選手のマネジメントを管理するケイワンが裁判を起こすとのことも注目ですね。
ちなみにサップがK-1のスタッフに語った所によると

サップは11月末に日本のプロレス団体のイベントに出場して、その後にその関連団体の主催する12月31日の格闘技イベントに出場するつもりだという。それに関しても「その団体には3回ぐらい書面で警告を送っている。返事は1回もありませんが」と明かした。

だそうです。これはハッスルとPRIDEですね(新日本プロレス猪木祭りという可能性もほんの僅かありますが)。本当だとすれば「サップはうちのリングに上げる価値なし」とキラー発言を行っていた榊原信行社長の言動不一致っぷりが改めて世間に公表されたことになってしまい、榊原社長にすれば赤っ恥もいい所ですね。。
また同時にHERO'Sを前日になってドタキャンして夏にPRIDE武士道に登場したギルバート・メレンデスも二重契約として損害賠償訴訟を起こされました。ただPRIDE武士道への出場差し止めではなく、あくまでも興行に穴を空けられそうになったことに対する損害賠償訴訟だそうです。


この手の訴訟は訴える側も訴えられる側もお互いがそれなりに持つダークな部分を公にしたくないせいか、比較的玉虫色のまま問題がうやむやになる傾向にあります。今回のサップ問題は果たしてどんな結末を迎えることになるのか、各マスコミは最後まできちんと追いかけてもらいたいものです。
そう言えばDSE川又誠矢氏と週刊現代を告訴し徹底抗戦をすると言っていたはずですが、その後まったく音沙汰がなくなりました。こういう体質が問題視されているんですがねぇ。