エド・フィッシュマンは本物か?

さてこうしてPRIDE.32でPRIDEのアメリカ進出第1弾も無事に成功したわけですが、改めて開催前の榊原信行社長ら関係者のイベント前のコメントを読み返してみたりしました。そうした中でマイク・タイソンの試合詳細についての会見など実現出来ていない項目がいくつかあります。その中でもライバルであるUFCと比べられがちな内容に関するものとして、フィッシュマン氏がkamipro誌で公言していた「当日は映画などでしか観たことのないような有名人が来場する」という点。これって誰かいたんでしょうか?僕が確認出来たのはチャック・ノリス(これがまたフィッシュマン氏にそっくり)のみ。会場でカメラに抜かれていたのは露出過多気味の目立ちたがり屋お姉さん方だけでしたからね。もしかしたらその中に誰か有名人がいたかもしれませんが、少なくとも僕が知ってる人はいませんでした。
PRIDEのライバルであるUFCの方は、チャック・リデルと大の仲良しのパリス・ヒルトンを筆頭にニコラス・ケイジマイケル・クラーク・ダンカンなどハリウッドセレブが毎大会目白押しですからね。著名人の来場者がそのままアメリカでの浸透度に直結するわけではありませんが、もしフィッシュマン氏が本当に多くのセレブに顔が利くならば、是非とも大勢招待して会場を華やかにしてほしいものです。
ちなみに「多くの映画やテレビをプロデュースした」と語っているフィッシュマン氏ですが、IMDBで調べたところ(http://www.imdb.com/name/nm1628455/)70年代にテレビシリーズを2つ製作しているのみっぽいですね。ネットで検索した場合、カジノ関連と格闘技関連で引っ掛かるだけで、フィッシュマン氏が本当にショービズ業界でどこまで影響力を持っているかは疑問が残ります。