男祭りのカードを考えてみよう

<決定カード>
●PRIDEヘビー級タイトルマッチ
エメリヤーエンコ・ヒョードル vs マーク・ハント
<出場予定選手>
吉田秀彦(ミドル〜ヘビー級)
藤田和之(ヘビー級)
五味隆典(ライト級)
中村和裕(ミドル級)
三崎和雄ウェルター級)
郷野聡寛ウェルター級)
菊田早苗ウェルター〜ミドル級)
青木真也(ライト級)
石田光洋(ライト級)
川尻達也(ライト級)
美濃輪育久ウェルター〜無差別級)
桜井”マッハ”速人(ライト級)
ミルコ・クロコップ(ヘビー級)
ジョシュ・バーネット(ヘビー級)
ヴァンダレイ・シウバ(ミドル級)
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ヘビー級)
マウリシオ・ショーグン(ミドル〜ヘビー級)
ダン・ヘンダーソンウェルター〜ミドル級)
ヒカルド・アローナ(ミドル〜ヘビー級)
ギルバート・メレンデス(ライト級)
デニス・カーンウェルター級)
http://www.prideofficial.com/free/result/event/1163660089.html

マッチメイクのヒントになるのは、現時点では……
高田延彦の記者会見でのコメントより

(1)「試合は全部で10試合を予定しています」
(2)「今回ヘビー級のタイトルマッチが組まれ、他の階級のタイトルマッチについては“可能性がゼロではない”という感じですね」
(3)「日本人選手については、吉田秀彦藤田和之の出場は当確でしょうね」
(4)「それに去年のインパクトがあるので、日本人対決は見てみたいし組みたいですね」
(5)「日本人対決は1枚か2枚は必要でしょう」
(6)「今回はリベンジや再戦よりも、今までに見たことがないカード、フレッシュなカードを組んで行きたいと考えています」
http://www.prideofficial.com/free/news/details.php?id=1164105370

PRIDE武士道其の13でのリング上での青木真也のマイクより

(7)青木「今日はみなさんの心強い応援のおかげで一本勝ちすることができました。打撃をもらっちゃって、まだまだ未熟です。この試合は本当はギルバート・メレンデスとやる予定でした。ギルバート、大みそかどう、オレと? メチャクチャ楽しい試合やろう。」
とリングサイドのメレンデスに呼びかけると、メレンデスがリングイン
メレンデス「今日は戦えなくてごめんなさい。大みそか絶対やります。」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200611/05/a08.html

見えない道場本舗さんからの孫引きで今月のGONG格闘技誌より

(8)「大晦日ならではのスペシャル感のあるニューフェイスのスタンバイも出来ています。」
−−それは世間一般的にもインパクトのある話なんですか?
「めっちゃインパクトありますよ!」
−−めっちゃ、ですか! もう出場は決定されているんですか?
「最終調整中ですね。早ければ今月中にも発表します。(略)そのミルコの対戦相手が、先ほどいった最終調整中の選手で、これが決まれば相当なビッグインパクトになるでしょう」
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20061124#p1

と言うことで全部で10試合ですから残り9試合ということになり、(8)の榊原信行社長の発言からミルコ対ニューフェイスがほぼ決定。(7)より青木対メレンデスもほぼ決定で、kamiproのジョシュのインタビューで男祭りへの正式なオファーがあってそれを受諾したとの発言があったので、ジョシュの試合もほぼ確定。ただ相手は難しいですね……この中では適正な相手が見つかりません。ジョシュ対シウバを観てみたいんですが、来年2月のタイトルマッチを前に負ける可能性のある相手との試合はさせないでしょうから、これは無いと思います。(3)の高田のコメントから吉田と藤田の出場も確定。適正な相手となると吉田対ノゲイラ、藤田対ショーグンなんてのはどうでしょうか?(対戦相手は逆でも良いと思います)
また(2)の高田の発言から他階級のタイトルマッチの可能性が残っており、2月にタイトルマッチが行われるミドル級、11月にタイトルマッチが行われたばかりのライト級の可能性は限りなく少なく、行われるとすればおそらくウェルター級なのでしょうが、タイトルマッチに相応しい相手である三崎は今年ダンヘンとすでに2戦しており、もう一度の対戦は当然ダンヘンも難色を示すと思われます。また高田も(6)で語っている通り、このカードは新味が無いので却下となるでしょう。となると可能性があるのはダンヘン対カーン。その勝者が三崎と来年タイトルマッチということで良いんではないでしょうか。
ライト級はタイトルマッチが無いという前提で考えれば、マッハ、川尻、石田の3人の直接対決は無いとして、
出場予定選手の中で新味のある対戦は五味対ハンセン、川尻対ハンセン、五味対石田、石田対ハンセンの4カード。五味対ハンセン、五味対石田はタイトルマッチとなってしまう可能性が大きく、石田対ハンセンは修斗のタイトルマッチで予定されているため、この中で現実味があるのは石田対ハンセンだと思います。DSEとしては男祭りに五味は是非出したいでしょうからライト級はもう1試合。ただマッハや川尻とはぶつけないと思いますので、海外の強豪選手が招聘されるでしょう。ということで五味対X。
今まで出たカードは

<ヘビー級タイトルマッチ>
エメリヤーエンコ・ヒョードル vs マーク・ハント
ウェルター級タイトルマッチ>
ダン・ヘンダーソン vs デニス・カーン
<ヘビー級ワンマッチ>
ミルコ・クロコップ vs TBA
<ヘビー級ワンマッチ>
藤田和之 vs マウリシオ・ショーグン
<ヘビー級ワンマッチ>
吉田秀彦 vs アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
<ヘビー級ワンマッチ>
ジョシュ・バーネット vs TBA
<ライト級ワンマッチ>
五味隆典 vs TBA
<ライト級ワンマッチ>
青木真也 vs ギルバート・メレンデス
<ライト級ワンマッチ>
石田光洋 vs ヨアキム・ハンセン

で試合が未定の選手は

中村和裕(ミドル級)
三崎和雄ウェルター級)
郷野聡寛ウェルター級)
菊田早苗ウェルター〜ミドル級)
川尻達也(ライト級)
美濃輪育久ウェルター〜無差別級)
桜井”マッハ”速人(ライト級)
ヴァンダレイ・シウバ(ミドル級)
ヒカルド・アローナ(ミドル〜ヘビー級)

となります。
この中でもPRIDEオールスター戦の男祭りに出るべき選手は美濃輪とシウバでしょう。可能性としてはタイトルマッチを控えたシウバより、お祭り男・美濃輪の方が可能性は高いのではないかと思います。(5)から日本人同士の対決がまだ一試合もないので、この辺りに日本人対決があっても良いのではないでしょうか。と言うことで美濃輪対GRABAKAの3人のうちの誰かで、これで全10試合。決まりました(と言っても今までマッチメイク予想はまともに当たったことがありあませんけど)。