PRIDEが身売りを決断!しかし……

http://www.mmaweekly.com/absolutenm/templates/dailynews.asp?articleid=3371&zoneid=13
http://zenzen.jugem.jp/?eid=1075
文面からするとPRIDEブランドをエド・フィッシュマン氏が売りに出しているのか、それともフィッシュマン氏がPRIDEブランドを買収するのかがイマイチよく分からないのですが、とりあえずこのまま行くとPRIDEはDSEの手を離れて他国の企業の支配下に置かれるということになります。高田総統が買ったというのがどこまでアレなのかよく分かりませんが、DSEからハッスルが独立したとされるのはその嚆矢となったのかもしれません。
それにしても気になるのは、やはりPRIDEの持つケレン味溢れる浪花節的な世界観が継続されていくのかどうかです。PRIDEは世界最強の男を決める場としながらも、単純に「強い・弱い」だけでは括れない出場選手の選抜方法や、その選手の生き様を含めて観客に巨大なエモーションを共有させるマッチメイクや煽り方を得意としてきました。そこを活かすか殺すかで、このPRIDEがMMAという単なるいちスポーツに昇華していくのか、それともエンターテイメントとスポーツの融合体としての姿を継続していくのかの分かれ道になっていくのだと思います(外国人に佐藤大輔立木文彦の素晴らしさが理解できるのかどうかも心配)。