そして榊原信行社長は最後までバララッパ

昨日のUFCで参戦を表明したアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル)については、5月までPRIDEと独占契約期間中であることを明かし、「どういう理由でオクタゴンに上がったのかは分かりません。ただしノゲイラに関してはPRIDEとUFCの両方に上がっていけるようにしようと考えている選手で、契約交渉をしていく中で、PRIDEと契約した先にUFCへの出場を考えているんです。
UFCが今のPRIDEとの関係をブリッジして、ノゲイラと契約することはないと思います。今更UFCがPRIDEのトップ選手を引き抜いてもしょうがないでしょう(苦笑)」と、ノゲイラUFCと契約したという噂を否定した。
http://gbring.com/sokuho/news/2007_04/0409_pride_04.htm

何かヒョードルBodog Fight参戦時にも似たようなコメントがあったような気もするんですが(3月に「一週間後に結果は分かる」と言った話はどこへ?http://www.prideofficial.com/free/news/details.php?id=1173935861)、まあ「ノゲイラUFCと契約したという噂」っつーか……

“Minotauro” Arrives in the UFC
ミノタウロがUFCに襲来!
HOUSTON, April 7 – UFC President Dana White, in a continuing effort to bring the best fighters in the world to the organization, tonight announced the signing of former Pride Heavyweight Champion Antonio Rodrigo “Minotauro” Nogueira.
4/7 ヒューストン:UFCの社長であるダナ・ホワイトは世界中のベストファイターをこの団体に連れてくるために日々努力をしていますが、今夜、全PRIDEヘビー級チャンピオンのアントニオ・ホドリゴ“ミノタウロ”ノゲイラと契約を結んだと発表しました。
The 30-year old Nogueira (29-4-1), an eight year veteran of the sport, is one of the most creative ground fighters in the world, and also a fighter who is well rounded in all aspects of mixed martial arts. Best remembered for his stay in the Pride organization, where he took on the likes of Fedor Emelianenko, Dan Henderson, Heath Herring, and Mark Coleman, one of the Brazilian’s standout wins was his stirring 2003 submission victory over current UFC heavyweight contender Mirko Cro Cop.
30歳のノゲイラ(29勝4敗1分)はこのスポーツを始めて8年目のベテランで、世界でも最も独創的な寝業師の一人、そして総合格闘技のオールラウンドファイターでもあります。ノゲイラのPRIDE時代の代表的な戦いはエメリヤーエンコ・ヒョードルダン・ヘンダーソンヒース・ヒーリング、そしてマーク・コールマンとのもの、そしてこのブラジル人の際だった感動的な勝利は、現UFCヘビー級のトップコンテンダーであるミルコ・クロコップにサブミッションで勝利した2003年のものでしょう。
In his last bout, on December 31, 2006, Nogueira scored a unanimous decision win over former UFC heavyweight champion Josh Barnett.
彼の直近の試合は、2006年12月31日に元UFCヘビー級チャンピオンのジョシュ・バーネットにフルマークの判定勝ちを収めた試合です。
No date or opponent has been announced for Nogueira’s debut with the UFC.
ノゲイラUFCデビューの日付や対戦相手は発表されませんでした。
http://www.ufc.com/index.cfm?fa=news.detail&gid=5218

UFCのオフィシャルサイトに堂々と書かれていることを、「噂」と一蹴するバラちゃんの肝っ玉の太さにビックリと言うか、ここまでくると「すげえな」と思いますね。さすがです。


逆に3.27の会見で「PRIDEをぶっ倒します!」と宣言したダナ・ホワイトはPRIDEの優良選手を根こそぎ奪うんではなく非PRIDE系の選手でPRIDEをぶっ倒してもらいたいものです。PRIDEからUFCへの選手の移籍はもういいやって感じですよ。