秋山成勲からの手紙

この度、年末の試合でご迷惑を掛けた方々へお詫び申し上げます。
HERO'Sを支えて下さっている格闘技ファンの方々、関係者様、並びにスポンサー様、私を信じてくれた柔道の子供達、そして桜庭さん、大変ご迷惑をお掛けしました。申し訳ございませんでした。
年末からの8カ月間、私自身、自分自身を見つめなおし自分の甘さについて反省する日々を送ってきました。今はいつかまた、試合に出場させて頂きたいという思いから出来る限りのトレーニングをしている毎日を送っています。
お世話になっている方々へお詫びを続け、個人的には、初心に返る為に柔道場へ赴き一生懸命柔道に打ち込んでいる学生の姿を見学致しました。
また、体の不自由な方々がいらっしゃる施設にも赴きお話をさせて頂く事で健康である事のありがたみ、好きな事が出来ている喜び、そして命の尊さを改めて学ばさせて頂きました。
もし現在の私の心境を述べさせて頂けるならば率直にHERO'Sの舞台でお詫びと反省を表しそして新たに出発するチャンスを頂きたいというのが正直な気持ちです。
とは言えども私が出場するか否かを決定出来る立場ではない事は承知しております。
出場できるか否かの決定や選択は、主催者様始め、ファンの皆様の判断によるものです。私としましては、試合に出場出来る事を願いこれからも練習を日々重ねて行きます。
この度は本当に申し訳ございませんでした。
秋山成勲
http://www.hero-s.com/01herosnews/20070903/20070903.html

この内容と文体を見ると、プロが手を入れた文章ではなく、秋山本人が考えて書いたモノだと思われますが、何とも非常にぼんやりした内容の手紙ですね〜。この手紙に欠けているのは「何を・何故反省しているのか?」でしょう。クリームの塗布が故意で無かったなら「自分の無知・ルールの軽視」を反省すべきですし、故意であったなら「自分の悪意」を反省すべきでしょう。
そして「体の不自由な方々がいらっしゃる施設にも赴きお話をさせて頂く事で健康である事のありがたみ、好きな事が出来ている喜び、そして命の尊さを改めて学」んだからといって、前後の文を繋ぐ「理由」が抜けているため、何故秋山を復帰させなければならないのか意味が分かりません。
この手紙を読んで秋山の復帰を容認する人っているんですかね?こんな中途半端な反省文を出してくるなら、ルールに則って規定の出場停止期限を経た後に「何か文句あんのかー!」とか叫びながらヒールとして出てきた方が全然面白いと思うんですが。
ちなみにkamipro Handによると、会見中に谷川貞治イベントプロデューサーが素で秋山「成勲」が読めなくて困ったというネタもあったそうです。


それにしてもやはり日本のビッグプロモーションのネタがあるってのは文章が書きやすいですねー。