今月の実話マッドマックス

僕はこの手の実話系雑誌が好きでよく読んでいるのですが、
この手の雑誌でプロレス、格闘技ネタを一手に引き受けているのがタダシ☆タナカ氏。
ファンの延長線上のままの書き手とは一線を画す切り口は興味深い物があります。


しかしこのタナカ氏、文章が壊滅的に下手なのです。


特に今月の『実話マッドマックス』誌に掲載されている連載コラム『格闘実話時代』。
K-1WGP開幕戦の話題の途中でハッスルの話になったり総選挙の話になったりと滅茶苦茶。
理解不能に陥ります。
文字数を稼ぐために挿入したネタなのかもしれませんが、あまりにも唐突過ぎて意味不明です。


またこのタナカ氏、『紙の爆弾』誌で吉田豪氏に喧嘩を吹っかけているんですが、
こちらも文章が支離滅裂で読んでいても頭に「?」が浮かぶばかり。
結局、「吉田氏の言ってることは正しいのでは?」という珍妙な原稿でした。


しかし格闘技ライターとしての切り口は斬新で、他のヨイショ記事ばかりのライターよりは
好感の持てるライターで、もっと時間をかけて読み応えのある文章を書いてもらえればと思います。