PRIDE無差別級GPは非常に特殊なシステムに

そして榊原代表は、今回の無差別級GPで“新システム”を導入するかもしれない事を明らかにした。
ヒョードルがシードになるにしても、8〜9試合を組んでその勝者の中から残り7人をファン投票や主催者推薦で決めるという事も考えています。残った2人をリザーバーにするとか。さらにはファン投票で、開幕戦で勝った中からヒョードルの相手を決めるというケースも考えています」と、単なるトーナメントではなく試合内容を重視する“勝ちあがり戦”になるかもしれない事を示唆した。
http://www.prideofficial.com/free/news/details.php?id=1144321235

これはむしろ試合数を増やすため&ヒョードルを意地でもシード選手として7月の2ndラウンド大会に出場させるための窮余の一策といった感じです。しょっぱい試合をすれば吉田秀彦でもリザーバーに格落ちさせるということになるのですが、しかし主催者が2ndラウンドへ進む選手を推薦できるというのがポイントですね。たとえしょっぱい試合をしても吉田は勝ちさえすれば無条件で2ndラウンドへ進出できるでしょうし、試合数が増えれば金魚や主催者が勝ち上がらせたい選手を多く投入することが出来るってわけですね。これでズールやトンプソンさんの出場もほぼ確定でしょう。