UFC.59 REALITY CHECK

WOWOW放送を観ました。
○デビッド・テレル vs スコット・スミス×
1R 3'07" タップアウト (チョークスリーパーホールド)

スコット・スミスが終了後にレフェリーに抗議してましたが、スリーパーの最中に完全にタップしていたので、そこに至るまでの過程で何かあったんですかね?テレルは横綱相撲でした。


○カロ・パリシャン vs ニック・トンプソン×
1R 4'44" タップアウト (グラウンドパンチ)

パリジャンの試合は面白いですね〜。UFCウェルター級は本当にタレントが揃っていて、しかもどの選手も名勝負製造機なので本当に最高です。


ジェフ・モンソン vs マーシオ・“ペジパーノ”・クルーズ×
判定2-1 (30-27/28-29/29-28)

ペジパーノがリーチの長さを使って打撃で有利に立っていましたが、やはり手打ちでしたし、殴ったり避ける際に必ず顎が上がるので長身のストライカーと対戦したら簡単にKOされそうな予感が。これで次回はモンソンがヘビー級タイトルマッチを行うのが確定的になったんですかね?


エヴァン・タナー vs ジャスティン・レーベンス
1R 3'14" タップアウト (三角絞め)

復帰したタナーのワンサイドゲームでした。レーベンスも腕を取りにいったりと見せ場は作りましたが、やはり格が違いましたね。タナーの復活でミドル級も面白くなってきました。


ティト・オーティズ vs フォレスト・グリフィン
判定2-1 (30-27/28-29/29-27)

今大会で最も物議を醸した一戦です。1ラウンド前半のティトのラッシュで完全にグリフィンKO負けかと思いましたが、その後見せたタフさと負けん気の強さが素晴らしかったです。とは言ってもグリフィンはティトにまったく有効打を与えられなかったし、ティトが勝手にガス欠で動きが悪くなっただけなので、会場では大ブーイングが起きていましたがこの判定結果は当然かと。


UFCヘビー級タイトルマッチ
ティム・シルビア vs アンドレイ・アルロフスキー×
1R 2'43" TKO (レフェリーストップ:右フック→グラウンドパンチ)

ストップが早かったように感じましたが、足が伸びていて有効なガードを取れなかった時点でTKO負けは仕方がないかもしれません。それよりもアルロフスキーの得意技である被せるようなストレート→タックルを完全に研究し尽くしてバックステップからカウンターのフックを合わせたシルビアの作戦は見事にハマりましたね。完璧だったと思います。地力ではアルロフスキーの方が完全に上回っていると思いますが、すぐの再戦は無いと思いますし、まだ穴の多いシルビアがチャンピョンになったことで我らがフランク・ミアにもチャンスが回ってきそうな感じで嬉しいです(シルビアは試合後のマイクでもミアとの再戦をアピールしていました)。
そんな中でも一番気になったのは、アルロフスキーのトレードマークとも言うべき全身を覆っていた体毛が処理されていたこと(前戦のポール・ブエンテロ戦でも行われていましたが)。脇毛もまったく無かったですねぇ。レーザー処理だったとしたらもの凄い金額がかかっているかと……。


○ショーン・シャーク vs ニック・ディアズ×
判定0-3 (30-27/30-27/30-27)

何故かメインイベント後に放映されたこの試合。まだ観てないです。