生き残れ

高田延彦統括本部長のブログ(http://www.prideofficial.com/free/takada/?id=1149584654)では「地上波放送なんて別に無くても良いよ。原点回帰の良い機会じゃないか」という強気のスタンス。経験者だけに負け戦の時ほど総大将はデンと構えていなければ損害は大きくなることを分かっていますね。また島田祐二ルールディレクターのブログ(http://yaplog.jp/judge_shimada/archive/218)ではイベント続行を示唆しています。今はDSEも諸々の対応でベラボウな忙しさだとは思いますが、こんなときほど関係ない話題でも何でも良いからオフィシャルサイトを更新し、PRIDEの運営は継続していることをアピールすべきだと思います。
また絶好調のスポーツ報知(http://hochi.yomiuri.co.jp/battle/fight/news/20060607-OHT1T00024.htm)によれば、フジテレビや東海テレビだけでなく、スカパー!も撤退を示唆しているとあり、こちらの方はDSEにとってはかなりキツい展開となりそうです。しかしこの記事にある「(PRIDEに)関連する人物、選手は一切、番組に出演させないようにという話が回ってきた」というのは明らかにやり過ぎ。問題が発生しているのはDSEというイベント運営会社とフジテレビとの間であって、PRIDEというイベントやそこに出場するために契約している選手というのはその問題とは別であるというスタンスを表明しなければなりません。そしてPRIDE=DSEであるのは周知の事実ではありますが、かつてKRSが解散しながらもDSEがPRIDEの運営を引き継いでイベントを継続させたように、また石井和義館長の脱税事件を受けてでK-1の運営をケイワンからFEGに移行したように、(もしDSEに問題があるとするならば、ですが)DSEという会社とPRIDEというイベントは別モノであることを明確にしてDSEは何らかの責任を取ることが、PRIDEというイベントを存続させていく数少ない道であると考えます。


僕はDSEという会社は本当にクソみたいな会社だと思いますし、このブログでも様々な悪口を書きまくってますが、「場」としてのPRIDEは僕にとってかけがえのないものです。無くなってしまうのは本当に勘弁してほしいんですが。