PRIDE無差別級GP決勝ラウンドのジョシュ・バーネット

やはり驚いたのはその凄まじいまでの会場人気。今回決勝ラウンドに出場したジョシュ以外の3選手は、自分の人生をPRIDEと重ね合わせてきて面々だけに、その3人に勝るとも劣らない猛烈な声援を受けていたジョシュは、お世辞にも巧いとは言えない中途半端な煽りも含めて、地上波というマスに影響力のある媒体を通じずに、本当に試合内容だけでPRIDEファンにここまで受け入れられた希有の存在だと感じました。そしてその人気に負けない素晴らしいパフォーマンスを見せ(グラップリング中心の試合であれだけ盛り上がるのは滅多にないですよね)、PRIDEのリングでヒョードル以外で初めてノゲイラに土を付けた選手となったのは見事という他ありません。またミルコに敗れた後のマイクアピールも素晴らしく(PRIDEで敗れた選手がここまで爽やかなマイクをした記憶がありません)、一気に男を上げました。
ただPRIDEに忠誠を尽くすあまり、無茶な連戦だけは勘弁して欲しいですね。キチンと体調を整え、常にベストパフォーマンスを発揮出来るジョシュであって欲しいと思います。