K-1 WGP横浜大会

×シリル・アビディ vs 野田貢○(判定)
グーカン・サキ vs 天田ヒロミ×(2R TKO)
アレキサンダー・ピチュクノフ vs 堀啓×(1R KO)
○ザビット。サメドフ vs 中迫強×(判定)
×ジェロム・レ・バンナ vs 澤屋敷純一○(判定)
×チェ・ホンマン vs マイティ・モー○(2R KO)
×ルスラン・カラエフ vs バダ・ハリ○(2R KO)
×武蔵 vs 藤本祐介○(4R KO)
セーム・シュルト vs レイ・セフォー×(2R KO)
http://www.k-1.co.jp/database/20070304rslt.html

いやはや素晴らしく面白い大会でしたね。番狂わせと衝撃KOの連続でしたが、先日のPRIDE.33と違って、その番狂わせがすべて良いベクトルに向いていると感じました。ほとんどの選手がアグレッシブで、この倒し倒されこそがK-1の魅力なんだと改めて感じされられます。野田、澤屋敷の番狂わせ、チェ・ホンマンの陥落、バダ・ハリとカラエフの死闘、シュルトK-1初ダウンと衝撃的な幕切れなど、どの選手も「負けたくない」ではなく「勝ちたい、倒したい」という気持ちが観ている側にも伝わってくるのが素晴らしかったと思います。K-1初期の戦いが何故あれほどまでに観客を惹きつけたのかという答えはここにあると思います。この調子で素晴らしいワンマッチを連発されたら、K-1は間違いなく復権していくと思います。
ただ勝った選手も負けた選手もほとんどの選手が、体調不良や怪我のことをアピールしまくっている試合後のコメントは、読んでいてどうかと思いました。前にも書きましたが試合に向けてベストなコンディションを作るのもプロですから、やはりその辺りを言い訳にしてほしくはありません。