解決すれど原因はいまだ藪の中

さて、山本“KID”徳郁と中山リングドクターの暴行問題が一応の解決をみたようです。
http://www.boutreview.com/data/news05/060221shooto-kid.html
山本KIDが中山ドクターの自宅を訪れて謝罪し、中山ドクターが謝罪を受け入れたとのことです。今回の事件で僕が知りたかったことは、何が「原因」で、どのような「暴言」が吐かれ、どのような「暴行」が行われたのかの3点でした。この謝罪会見で「暴行」の事実は大体分かりましたが、いまだに「原因」と「暴言」の詳細については判明していません。しかし考えてみると、ミスジャッジや依怙贔屓などレフェリーやジャッジ、主催者側に「暴言」を吐くってのは大いに考えられます。しかし絶対中立で自分の味方であるリングドクターに腹を立てるなんてのは滅多に無いことだと思えます。リングドクターに腹を立てるシチュエーションってのはどんなことがあるのかと考えてみると……


1.カットなどの負傷を過剰に重く見たリングドクターが試合ストップを要請した場合
2.リングドクターが診療を拒否した場合
3.リングドクターの人間性に疑問を感じるような言動をとられた場合
4.ドクターチェック中にその行為に集中をしていなかった場合



といった所でしょうか。他にもありそうですが、今思いついたのはこんなもんです。
まず1に関してですが、菊池対青木の試合はきちんと最後まで行われて青木の判定勝ちという結果に終わっているので1は無いでしょう。2の診療拒否は、今回の事件は菊池昭の診療中に起こっており、これもあてはまりません。3はもし山本KIDが中山ドクターの人間性に疑問を感じていたなら謝罪は行わなかったのではないかと思えるのです。そうすると4はどうでしょうか。状況としては……


大切な仲間であり、KILLER BEEのホープである菊池が判定で負けたことでムシャクシャしていた山本KID。そのドクターチェック中であるにも関わらず、メインイベントである川尻対ハンセンでの川尻の負傷の状況を気に掛ける中山ドクター。心ここにあらずの状態の中山ドクターに、苛立っていた山本KID「オイ、おっさん!どこみてんだよ馬鹿野郎!てめえチョーシこいてんじゃねえぞ!」と足で小突いた。


ってのはやはり妄想ですな……。
失礼しました。