ネタも無いので海外MMAをざーっと

UFC.71(5/26 ラスベガス)
 チャック・リデル vs クイントン“ランペイジ”ジャクソン(ライトヘビー級タイトルマッチ)
 カロ・パリシャン vs ジョシュ・バークマン
 イヴァン・サラヴェリー vs テリー・マーティン
 キース・ジャーディン vs ヒューストン・アレキサンダー
 クリス・レーベン vs カリブ・スターンズ
 ディン・トーマス vs ジェレミー・ステファンズ
 ジェームス・アービン vs ティアゴ・シウバ
 エリック・シャファー vs ショーン・サーモン
 ウィルソン・ゴウヴェイア vs カルメロ・マレロ

注目試合は何と言ってもリデル対ランペイジ。もしこの試合でリデルがランペイジを撃破すると、リデルはこれまでのキャリアで負けた選手全員に復讐を遂げることになります。その後はヘビー級に転向するんですかね?またウェルター級のトップコンテンダーであるパリシャンが半年ぶりに復帰。人気者レーベンや、前戦でフォレスト・グリフィンから金星を挙げたジャーディンなども登場しますが、あくまでもメインイベントの彩りといった感じです。

Dynamite!! U.S.A.(6/2 カリフォルニア)
 ジェイク・シールズ vs イド・パリエンテ
 ジーナ・キャラノ vs ジャン・フィニー
 アントニオ・シウバ vs TBA
 ブロック・レスナー vs チェ・ホンマン
 ホイス・グレイシー vs 桜庭和志
 J.Z.カルバン vs ナン・ファン
 所英男 vs ブラッド・ピケット
 レイ・セフォー vs マービン・イーストマン
 メルビン・マヌーフ vs ユン・ドンシク
 ハヴィエル・ヴァスケス vs 永田克彦
 マイティ・モー vs チェ・ムベ
 ジョニー・モートン vs TBA

はい、セルゲイ・ハリトーノフの名前が消えました。良かったです。その他はかなりメンバーが固まってきた感じですね。ユン様は何と狂犬マヌーフと激突。所はCAGE RAGEの暴れん坊ピケットという適正体重の相手との対戦。こうしてみると観たいカードはあまりないですねー。また谷川貞治プロデューサーの言うところの「家族団欒で楽しめる」というカードとはちょっと言えないと思います。

UFC.72(6/16 北アイルランド
 リッチ・フランクリン vs 岡見勇信
 フォレスト・グリフィン vs ヘクター・ラミレス
 タイソン・グリフィン vs クレイ・グイダ
 ジェイソン・マクドナルド vs ローリー・シンガー
 ジェイク・オブライエン vs トム・マーフィ
 エド・ハーマン vs スコット・スミス
 マーカス・デイビス vs ポール・タイラー
 エディ・サンチェズ vs コリン・ロビンソン
 ダスティン・ハゼレット vs TBA

前王者フランクリンにUFC4連勝中の岡見が挑戦。これが事実上の次期ミドル級王者挑戦権をかけた試合となるのでしょう。アイルランドでの開催ということもあって地味なカードが並んでますね。UFCはこういうときに爆発大会になることは稀ですから、メインイベント以外は見る必要はあまり無さそうです。

STRIKE FORCE(6/22 カリフォルニア)
 フランク・シャムロック vs フィル・バローニ
 ムリーロ・ニンジャ vs ジョーイ・ヴィラセニョール
 ポール・ブエンテロ vs カーター・ウィリアムス
 ポール・ダレイ vs ドゥウェイン・ラドウィッグ
 カン・リー vs トニー・フリックランド
 チャールズ“クレイジーホース”ベネット vs ビクトー・ヴァレンズエラ
 ジェイソン・ヴォン・フルー vs ルーク・スチュアート
 マイク・パイル vs アーロン・ウェザースプーン
 ユージーン・ジャクソン vs ダニー・ヒギンス
 ナン・ファン vs ビリー・エヴァンゲリスタ
 ジョシュ・トムソン vs TBA
 レックス・リチャーズ vs TBA

こちらはPRIDE、K-1などの協力で華やかなメンバーが揃いました。ただどの試合も注目試合というほどの試合ではなく、フラシャム対バローニもフランクが現在のミドル〜ライトヘビーでどの程度のポジションの実力を持っているのかを計る測定試合みたいなもんですからね……。ニンジャ対ヴィラセニョールなんかは、別にPRIDEでやればイイじゃんってな試合ですし。

UFC.73(7/7 カリフォルニア)
 アンデウソン・シウバ vs ネイサン・マーコート(ミドル級タイトルマッチ)
 アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs ヒース・ヒーリング
 ティト・オーティズ vs ラシャド・エヴァンス
 ショーン・シャーク vs エルメス・フランカ(ライト級タイトルマッチ)
 クリス・ライトル vs ジェフ・ジョスリン
 ジョージ・ガーゲル vs ディエゴ・サライヴァ
 ステファン・ボナー vs マイク・ニケルス

カリフォルニアでは勝負をかけたカードを並べてくるUFCですが、今回もまた豪華なラインナップです。ミドル級とライト級のダブルタイトルマッチに、大ノゲのオクタゴンデビュー、さらにティトやTUF1期生のボナーまで登場です。ただ、日本のファンからしてみれば大ノゲ対ヒーリングには今さら感がありますし(ヒーリングが勝ったら滅茶苦茶笑いますが)、UFCの象徴の一人であるティトとTUFシーズン2優勝でMMA無敗のエヴァンスの対戦はあまり惹かれません。シャークとフランカの対戦にしても、「それならTUFシーズン5ファイナルでのBJペンジェンス・パルヴァーの方がタイトルマッチに相応しいんじゃないの?」なんて不謹慎にも思ってしまいますし。やはり日本のファンはマーコートがミドル級王座を戴冠できるかどうかに注目なんでしょうね。

CAGE RAGE CHAMPIONSHIP .22(7/14 ロンドン)
 バタービーン vs テンジス・テドラーゼ
 マリオ・スペーヒー vs リー・ハスデル
 ロブ・ブロートン vs ゲイリー・ターナー
 ハーブ・ディーン vs デイブ・レジー
 マーク・ブキャノン vs ジェイムス・マクスウェニー
 ポール・シャフーン vs マーク・エプステイン
 ロニー・マン vs ロビー・オリバー
 マリオス・ザロムスキス vs ロス・メイソン
 ロス・ポインティン vs ディーン・ブレイ
 ジョー・マック vs バッド・ボーイ
 マイケル・ジョンソン vs ダミアン・リッシオ
 トム・ワトソン vs エド・スミス

ゼ・マリオがCR初登場。その他のメンバーは良くも悪くも「いつものCRメンバー」です。そんな中で異彩を放っているのがハーブ・ディーン。そう、あのUFCなどでレフェリーを務めるディーンです(最近だとミルコ・クロコップの衝撃KO試合を裁いてました)。選手よりもガタイの良いビッグジョン・マッカーシーや、実際にKOTCで総合デビューしているラリー・ランドレスなどゴツい人が多い海外総合格闘技レフェリー陣ですが、ディーンもやはり好きなんですねぇ。お相手は色物キラー(というかお前が色物だろ)の俳優格闘家デイブ・レジーノ。色物とはいえ、着実にキャリアを積んでいるレジーノだけにディーンも気を付けなければ負ける可能性は大きいですね。


IGFにジョシュが行ったことに関してはノーコメントで(笑)。